アフリカの日々 - 2012.05.17 Thu
外国文学を読みたい気分で
読みたい本は特になかった。
そうだ、池澤さんに甘えちゃおう。
池澤夏樹さんの選んだ世界文学全集から、1冊選ぼう。
ということで、数ある中から選び出したのは、
数年間にわたり気になりつづけていた『アフリカの日々』。
ここでは作者名がイサク・ディネセンとなっているけれど、イサク・ディーネセンだったりアイザック・ディネーセンだったりするらしい。しかも本名はカレン・ブリクセンらしい。
アフリカに興味ないんだけどなあ
などと考えていた自分が情けない。
読み進めるほどに、アフリカを感じる。
いや、アフリカを愛し、愛する自分に溺れることはなかった作者を感じる。
アフリカの出来事を読む作品であるのに
それらはヴェールを挟んだ向こう側の世界だと感じるのだ。
アフリカを感じるイサク・ディネセンを感じる、と言えば分り易いかな。
素晴らしい読書体験になった。
読後、この作品が1937年の作品だと知った。
映画『愛と哀しみの果て』の原作本だと知った。
そんな、有名でもあり名作でもある作品だったのだと知るのが遅すぎた。
もっと早く知りたかった!
知るのに早いも遅いもないか!
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)
イサク・ディネセン
エイモス・チュツオーラ
横山 貞子
≫モバイルの方はこちら
<メモ>
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集1−8
以下、「」内本文より抜粋
「アフリカにおける白人種と黒人種との関係は、さまざまな点で男女両性の関係に似ている。男女いずれにしろ、相手の人生のなかで自分の占めている役割が、自分のなかで相手の占める役割よりも軽いと知ったら、その人は衝撃を受け、心を傷つけられるだろう。」
「夜会の席で、ある老人が自分の生涯のことを話してきかせた。その人はもう一度おなじ人生をくりかえして生きたいものだと言いきり、こう思えるのは、自分が賢明に生きてきた証拠なのだと自慢した。私はひそかに考えた。そう、この人の人生は、本当にそれを生きたと言えるためには、二度くりかえさなければならないようなものだったのねと。」
「三度目の、そして最後の震動が襲ってきたとき、私は強烈なよろこびに打たれた。一生のうち、これほど急激に、これほど完全に忘我の境地に入った経験を、ほかに思いだすことができない。」
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読みたい本は特になかった。
そうだ、池澤さんに甘えちゃおう。
池澤夏樹さんの選んだ世界文学全集から、1冊選ぼう。
ということで、数ある中から選び出したのは、
数年間にわたり気になりつづけていた『アフリカの日々』。
ここでは作者名がイサク・ディネセンとなっているけれど、イサク・ディーネセンだったりアイザック・ディネーセンだったりするらしい。しかも本名はカレン・ブリクセンらしい。
アフリカに興味ないんだけどなあ
などと考えていた自分が情けない。
読み進めるほどに、アフリカを感じる。
いや、アフリカを愛し、愛する自分に溺れることはなかった作者を感じる。
アフリカの出来事を読む作品であるのに
それらはヴェールを挟んだ向こう側の世界だと感じるのだ。
アフリカを感じるイサク・ディネセンを感じる、と言えば分り易いかな。
素晴らしい読書体験になった。
読後、この作品が1937年の作品だと知った。
映画『愛と哀しみの果て』の原作本だと知った。
そんな、有名でもあり名作でもある作品だったのだと知るのが遅すぎた。
もっと早く知りたかった!
知るのに早いも遅いもないか!
アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)
イサク・ディネセン
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池澤夏樹=個人編集 世界文学全集1−8
以下、「」内本文より抜粋
「アフリカにおける白人種と黒人種との関係は、さまざまな点で男女両性の関係に似ている。男女いずれにしろ、相手の人生のなかで自分の占めている役割が、自分のなかで相手の占める役割よりも軽いと知ったら、その人は衝撃を受け、心を傷つけられるだろう。」
「夜会の席で、ある老人が自分の生涯のことを話してきかせた。その人はもう一度おなじ人生をくりかえして生きたいものだと言いきり、こう思えるのは、自分が賢明に生きてきた証拠なのだと自慢した。私はひそかに考えた。そう、この人の人生は、本当にそれを生きたと言えるためには、二度くりかえさなければならないようなものだったのねと。」
「三度目の、そして最後の震動が襲ってきたとき、私は強烈なよろこびに打たれた。一生のうち、これほど急激に、これほど完全に忘我の境地に入った経験を、ほかに思いだすことができない。」
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 3 - 2012.05.14 Mon
天才オタク4人組の日常を描いたこのドラマで
天才オタク4人組を見慣れてしまった自分は、
いつの間にか、IQの高い天才になってしまったのかもしれない。
突飛な設定だったはずなのに、もう彼らの生活が普通に見える。
シーズン2を観た後にも同じようなことを言ったけど。
特にこのシーズンでは、
北極から帰ってきたオタク4人組のひとりであるレナード(ジョニー・ガレッキ)が、隣人ペニー(ケイリー・クオコ)と正式に恋人同士となってしまったため、ほんとに普通に楽しんだ。ただの恋愛ドラマだよね、みたいな。
ていうかあれだよね。オタクオタクっていうけど、魅力的だよね。それを傍から見ているとちょっと笑えるっていうだけで。
そういった点ではドラマ『フレンズ』とかと一緒だよね。あれの出演キャラクターだって、いわゆるオタクではなかったけれど個性的だった。それが楽しかった。
本質的には自分と共通する部分を、登場人物の中に見出せるんだ。
あー、レナード役のジョニー・ガレッキが「んふふ゜(´□`。)°」ってなってる時の表情が、やっぱりイケる。彼はこれから更なる発展を遂げる気がする。
ビッグバンセオリーシェルドンバブルヘッドドールBig Bang Theory Sheldon Bubble Head
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stytheoryシェルドン着用!ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則Tシャツ
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<記事>
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 1
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 2
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 3
<サイト>
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 http://www.superdramatv.com/line/bigbang/
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天才オタク4人組を見慣れてしまった自分は、
いつの間にか、IQの高い天才になってしまったのかもしれない。
突飛な設定だったはずなのに、もう彼らの生活が普通に見える。
シーズン2を観た後にも同じようなことを言ったけど。
特にこのシーズンでは、
北極から帰ってきたオタク4人組のひとりであるレナード(ジョニー・ガレッキ)が、隣人ペニー(ケイリー・クオコ)と正式に恋人同士となってしまったため、ほんとに普通に楽しんだ。ただの恋愛ドラマだよね、みたいな。
ていうかあれだよね。オタクオタクっていうけど、魅力的だよね。それを傍から見ているとちょっと笑えるっていうだけで。
そういった点ではドラマ『フレンズ』とかと一緒だよね。あれの出演キャラクターだって、いわゆるオタクではなかったけれど個性的だった。それが楽しかった。
本質的には自分と共通する部分を、登場人物の中に見出せるんだ。
あー、レナード役のジョニー・ガレッキが「んふふ゜(´□`。)°」ってなってる時の表情が、やっぱりイケる。彼はこれから更なる発展を遂げる気がする。
ビッグバンセオリーシェルドンバブルヘッドドールBig Bang Theory Sheldon Bubble Head
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ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 1
ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則 2
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闇に消える - 2012.05.11 Fri

ゲイなら何でもいいという訳でもないけれど
どうしたって「ゲイもの」には興味が湧いてしまうというもの。
弁護士ヘンリー・リオスシリーズの読破から
すでに1年半以上が経過していることだし
どうせゲイものを読むならば、シリーズ物の方が楽しめるだろう。
ということで、
保険会社の調査員デイヴィッド・ブランドステッターシリーズに
手を付けてみようと思う。
そんな第1弾は、地元で有名なエンター・テイナーのフォックス・オルソンの車が、断崖から転落しているのが発見されたが、捜索の甲斐もなく、本人の死体が一向に発見されないというもの。
ブランドステッターが調査に乗り出すと、細々とした情報の粒が、磁石に寄せ集まる砂鉄の様に一塊となり、取捨選択を経て、ひとつの事実が浮かびあがってくる。
なんということでしょう(某劇的ビフォーアフター風)
ゲイが主人公の小説のシリーズ物だからというだけの理由で手に取った本著は、たしかに主人公のブランドステッターがゲイではあるし、物語の主題だって同性愛だったし(これはネタバレになるだろうか? いや、明記されないだけで明らかに冒頭から物語の主軸が同性愛だった)、「ゲイもの」を求めていた自分にフィットした小説だった。
それなのに、読中も読後も頭の中で反芻するのは事件概要と社会情勢だった。
調査員ブランドステッターが、フォックス・オルソンの人生を読み解くことで、現代にも通ずる何かしらを考えさせられる。
これは続きも読まなくては。
闇に消える (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1415)
ジョゼフ・ハンセン
<メモ>
ゲイの保険調査員デイヴィッド・ブランドステッターシリーズ第1弾。
「確かにあいつらは親切だし、魅力もある。やさしい男たちだ。ところが、いったん嫌でたまらない苦境に陥ってみろ、ばらばらになってしまうじゃないか。そういう時は、結局裏切られた人間が後始末をすることになるんだ」(本文より抜粋)
手掴かみで - 2012.05.09 Wed
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012 - 2012.05.08 Tue

連日の記事投稿を成功させるとか、奇跡的でしょ!
昨日が5月5日のことを書いた記事で、
今日が5月4日のことを書いた記事だっていうことは、内緒ね。
順番逆だったけど、そんなこと、言わなきゃバレないって。ね。
***
今年もやって参りました、LFJ。←去年と同じこと言ってる。
去年初めて聴いたエマニュエル・シュトロッセのピアノの音が、思いの外懐かしく感じられて、チケット取っちゃいました。
「こんな恋人がいたらいいなぁ」と感じさせるシュトロッセの音色を聴くには、お相手がいた方が雰囲気が出るだろうということで、クレール・デゼールとの連弾公演をチョイス。
これが正解! もうねー、良い雰囲気だった。「もう…シュトロッセったらぁーん♪」て感じ。ていうか、この息の合い具合は驚きに値する。
冗談は良いとして(冗談でもないけど)、はげ山の一夜には感動した。「お気軽に出発したらシャレにならない冒険になってしまって、さあ大変」な曲だった。終わりの頃には涙ぐんじゃったもん。CD収録してくれたら絶対買うのになー。
ピアノまでの距離がものすごく近い席で、シュトロッセの指使いが丸見えだった。太くて柔らかそうな手が、鍵盤を喜ばせていた。
<メモ>
・263 2012年5月4日 13:45−14:30 G402ゴーゴリ 1列
エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
クレール・デゼール(ピアノ)
ラフマニノフ:4手ピアノのための6つの小品 op.11
ムソルグスキー(アルツィバーシェフ編):はげ山の一夜(4手ピアノ版)
ラフマニノフ:イタリア・ポルカ
<購入>
Antonin Dvorak: Slavonic Dances Op.46; Op.72 (For 4 Hands)
これ、アマゾンにはなかったけど、2007年のラ・フォル・ジュルネ(オ・ジャポンではなくて、本場の方)での演奏をライヴ録音したもの。
***
それでねー。次はやっぱり、愛しのボリス兄さんことボリス・ベレゾフスキーのピアノだよねー。毎年聴いてるのに飽きないのは一体何故なのだろうか。特に今回は、自分が初めて買ったボリス兄さんのCDに収録されていた曲を生で聴くことができたので、幸せも絶頂でした。
でもでもでも。こんなこと言いながらも、最初のピアノ・ソナタではうつらうつらしてしまって記憶が飛んでるんだけど。周りの人にご迷惑おかけしていなければいいんだけど。ごめんごめん許してね。ちょっと疲れてたみたいでー。
ところでこの公演の後には、ボリス兄さんのサイン会が控えていたのです。だから今回はアンコールはないだろうと覚悟していました(ていうか、lfjではアンコールに応じる方が少ないのではないかと思う)。そんな中でも、会場に向けて親指を立てて「ぐっ!」とかやりながら、3曲多く弾いてくれたボリス兄さん。惚れ直しました。
ということで、サイン会にも参加し、ラフマニノフのプレリュードのCD(持って行った)にサインをしていただきました。もちろん握手も!
<メモ>
・283 2012年5月4日 16:00−16:45 よみうりホールトルストイ 1階L列
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 op.28
1.Allegro moderato
2.Andante
3.Allegro molto
ラフマニノフ:プレリュードの中の5曲(たぶん)
アンコール
サンサーンス:白鳥(たぶん)
ショパン:ワルツを2曲(たぶん)
サインしてもらったのは、これね。
Piano Preludes
Sergey Rachmaninov
≫モバイルの方はこちら***
でね、この日は午前中は仕事だったんだけど、午後からフリーにしておいたわけ。だからもう1公演聴いてきた。イェイ!
で、どうしようか迷った挙句に、去年は諦めたアンリ・ドマルケットのチェロを聴くことに決めた。チケット取れたのが下記の内容なのだけども、ヴァイオリンのオリヴィエ・シャルリエと、ななななんと、エマニュエル・シュトロッセ再び! もうね、これはね、運命かもしれない。ぽっ。
やっぱチェロ良いわー。特にアンリ・ドマルケットの音は、神経質さが目立たないきがして好き。
それにしてもこの公演は面白かった。
男3人が溶け合ってひとつの音を鳴らすのかと思いきや、3人3様の世界感がお互いにちょっかいを出しあって遊んでいる感じだったから、見ていて微笑ましいというかなんというか。
それに、会場のあちらから寝息が聞こえていたと思ったら、今度はこちらから寝息が聞こえてきた、次は正面から聞こえてきた、と思ったらそれは演奏者のブレスだった、という感じで、目覚めている観客からすれば、妙な一体感を作り出していたと思う。
<メモ>
・256 2012年5月4日 19:45−20:30 ホールD7パステルナーク E列
オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
アンリ・ドマルケット(チェロ)
エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 op.40(Pf.・Vc.)
ラフマニノフ:ロマンス ニ短調 op.6−1(Pf.・Vn.)
ラフマニノフ:ヴォカリーズ op.34−14(ヴァイオリン・ピアノ版)(Pf.・Vn.)
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番 ト短調(Pf.・Vc.・Vn.)
<記事>
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010 其の2
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010 其の1
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009



